割とないがしろにされてるけどとても大事なことが、このサイトを見るってこと。以前勤めていたインターネットの会社でも、今組んで仕事をしているデザイン会社でも、デキる担当者は良く他社サイトを研究してる。
プロがやってるのにDIYの僕たちが他社サイトを見ずにサイトを作るなんてどうかしてる(笑)
というより、やはりデザインやUI/UXには、常にその時々の旬がある訳で、それを知っててデザインするのと知らずに作るのでは、サイトを見てくれた人の受ける印象は大きく異なったものになるはず。
とはいえ、どこをどう参考にしたらいいか、最初は分からないと思うので、ここでも、考え方の指針を3つ。
1つ目、UI/UXは競合を真似る。これは、同業他社かその業界のスタンダードとなる大きな会社(サービス)のサイトを見て、導線やボタンなどがどのように配置されているかを研究するってこと。理由は簡単で、同じユーザー属性の人が自分のサイトを見に来てくれたとき、操作に迷いが生じにくいから。
2つ目、デザインは異業種を真似る。自分のサイトのターゲットと同じ属性の人が使いそうな異業種のサイトを見ると、デザインの共通点や全く新しい発想につながるようなヒントを見つけられる可能性が高い。ユーザー分析をしっかりしておくと、こうしたサイトを見るときに非常に役に立つ。
最後のポイントは必ずPCとスマホの両方を確認すること。今はどちらか片方のデバイスで見るという想定は全くなり立たない。ターゲットユーザーがどちらのデバイスを使うか事前の分析をしておくことはもちろん、それぞれのデバイスに合わせたリンクの設置の仕方を考える必要がある。全てを真似できないとしても、考え方を理解しておくことは非常に役に立つ。
最低でも同業種10、異業種10の20サイトは必ず見てもらいたい。可能な限り、そのサイトから何を真似るかリストも作ること。
騙されたと思って、騙してないけど、これは後で絶対役に立つから是非やって。